何もない空間にいるスミカ スミカ「は?!どこじゃここは?何もないぞ!?」 スミカ「そうかこれは夢じゃな」 うさぎちゃん「うわーん」突然現れる泣いてるうさぎちゃん スミカ「なんじゃ、どうしたんじゃ?」 うさぎちゃん「僕はネギが苦手なんだ、ねぎまのネギが邪魔して次のお肉が食べられないよ~」焼き鳥を持ちながら スミカ「それは困ったのう、そうじゃいい考えがあるぞ!」 スミカ「いったんネギを外してその隙に肉を食うんじゃ。そのあとネギを戻せば真ん中の肉が食べられるぞ」 うさぎちゃん「本当?やってみるよ」 うさぎちゃん「わぁできた!お姉ちゃんありがとう」 スミカ「よかったのう」 うさぎちゃん「うわーん」 スミカ「今度は何じゃ?」 うさぎちゃん「一番下の肉が食べられないよ~」 スミカ「それなら、持つ位置を逆にして下から食べるのはどうじゃ?」 うさぎちゃん「ダメだよお姉ちゃん、持ってるところは棒が太くなってて肉が外れないよ」 スミカ「そうなのか…じゃあさっきみたいにネギをいったん外して」 うさぎちゃん「ダメだよお姉ちゃん、僕手が二つしかないからネギ二つを持つと棒が持ってられないよ」 スミカ「なら、わしが棒を持っててやろう。そうすればおぬしの手が二つ使えるじゃろ」 スミカ「ほれ、棒を貸してみろ」焼き鳥の棒のところを持ってあげる うさぎちゃん「できたよお姉ちゃん、これで肉を全部食べれたよ、ありがとう!」 スミカ「よかったのう」 うさぎちゃん「お礼にこのネギだけのねぎまあげる!」 スミカ「お、わしにくれるのか、ありがとうな」 アン子とスミカが話している場面 スミカ「という夢を見たんじゃ」 アン子「突っ込みどころ満載だねその夢」 スミカ「ところでアン子よ、これ食うか?」ネギだけのねぎまを差し出す アン子「いや夢じゃないのかよ」 490